興津 哲哉 氏 (会報第22号)

慶應義塾大学商学部の野口ゼミ出身です。
1968 年に朝日生命に入社。印象深い業務は企業年金。生命保険協会企業年金委員会等いろいろ経験しましたが、日経新聞の「年金情報」誌の発刊に関わったことが思い出されます。
また当時、年金学会が設立され、現在は名前だけ登録しています。 その後、朝日生命厚生事業団を経て 60 歳の時、児童健全育成推進財団へ。業務執行理事として主に共済保険を担当しました。
さらに 61 歳の時、鎌倉女子大の講師として「生活設計論」という講座を 10 年間担当しました。「教えるものが教えられる」を経験しながら、教師とは魅力的な職業だなと実感しました。
その間に保険業法が改正され、紆余曲折を経て、2013 年 (70 歳 ) に当財団は「認可特定保険業者」として厚生労働省 ( 金融庁 ) の認可を受け、保険業者としてスタート。その後順調に推移するのを見届け 77 歳で退任。
 以上、60 歳の定年後にも緊張感のある楽しい仕事に出会えたことは幸運でした。アメリカの「雇用における年齢差別禁止法」は半世紀以上前に制定されたと記憶します。日本も「定年」という概念が取り払われたらと思う次第です。
 追記 : 水泳、テニス、スキー、ゴルフ等ヘボなりに色々首を突っ込みましたが、今は、親しい友と袖触れ合って一杯一杯復一杯! ( コロナ禍で Zoom もどき…ではありますが…)